「週休3日のパートタイマー」になってみたら日々の幸福度が爆上がりした話

仕事・働き方

こんにちは。ミニマフローです。

前回に引き続き、今回も「パートタイマーとしての働き方」に関する記事です。タイトルで盛大にネタバレしていますが、私がパートタイマーになって、収入面・生活面・心境面が具体的にどのように変化したか、パートタイマーのメリットやデメリットと併せて、お話ししていきます。

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収入面の変化

まずは誰もが気になる収入について、包み隠さず、公開します。

平均手取り額
正社員(週5〜6日/8時間+残業)約20万円
パートタイム(週4日/8時間) 約11万円

各種手当やみなし残業代(定額残業代)が上乗せされていた正社員の頃と比較して、それら手当が外され、完全なる時給制になったため、単純に労働時間数が減った分以上に大幅な減額となりました。

手取り額にして、およそ10万円の減額、つまりほぼ半額の減額。家計には大きな痛手です。

やはり収入面で、パートタイマーは圧倒的に不利ですよね。自由な時間をお金で買っているわけです。

生活面の変化

次に生活面での具体的な変化です。

表で比較してみると以下のようになりました。

正社員パートタイム
食事体力・時間的余裕なく、買ったり外食が増えがち自炊が増えた
家族のために作ってあげられる日も増えた
家事平日は体力・時間的余裕なく、休日にまとめてやる平日もちょこちょこ片付ける精神的余裕有り
溜めてしまっても休日にリセット可
お風呂お風呂掃除の労力と入浴時間を確保できず、
シャワーが多い
湯船に浸かる余裕有り
睡眠時間残業が多く、常に寝不足気味8時間しっかりと眠れる
趣味通勤時間で時間確保(読書)
休日は溜まった家事を片付けてから
増えた休日に充分可能
副業・勉強体力・時間的に厳しい増えた休日で念願のブログを開始!

時間に余裕があるだけで、こんなにさまざまな変化が起こるとは、自分でも想像以上でした。

心境面の変化

今度は、心境面での変化を見ていきます。心境面の変化は、収入面の変化+生活面の変化の結果にあたる、一番大事な部分だと思います。ここがプラスになれば、パートタイマーになってよかったと結論付けられます。

私の変化はこうです。

  1. 幸福感が圧倒的に増えた
  2. 心に活力が生まれ、新しいことに挑戦してみる気力が芽生えた
  3. 出勤時の勤労意欲が高まった
幸福感が圧倒的に増えた

私の中で、一番大きかったのは、休日・連休が増えたことで、身のまわりの大切な人と過ごす時間を持てるようになったことです。夫と休みが合うようになり、一緒に過ごす時間が増えました。更には、自分の実家や夫の実家へ行きやすくなったり、友達との予定も合わせやすくなりました。

ミニマリストの方には共感していただけると思いますが、ミニマリストを目指す過程において、単純なモノの断捨離にとどまらず、自分が本当にやりたいことや、大切にしたいことなど、形にはない自分の思いや考えが、自分の中で明確になってくることがあります。

私の場合、それが、身のまわりの大切な人を大切にすることだったり、きちんとした暮らしを送ることでした。たくさんお金を稼いで贅沢な暮らしをしたり、社会的地位を高めることより、心にゆとりをもってのんびりまったり暮らす方が私の性に合っていました。

また、自分の大切な人のことを、ちゃんと大切にできている実感は、自己肯定感を高めるように思います。

心に活力が生まれ、新しいことに挑戦してみる気力が芽生えた

例えば、休みの日に、家事や掃除を念入りにするようになったり、手の込んだ料理を作るようになりました。また、こうして念願のブログをスタートさせることもできました。

すべて、心と時間にゆとりができたおかげだと思います。逆にどんなにお金があっても、疲れていたり、時間がなければ、新しいことに挑戦するのはなかなか難しいはずです。

また、読書や勉強の時間が増えたことで、新しい知識を身に付け、それを生活に取り組むようにもなりました。

私がパートタイマーになってから定着した(定着しつつある)QOLを高める習慣は以下の通りです。

  1. 平日の1日1食生活
  2. 低炭水化物を意識した食生活、砂糖と小麦をなるべく控える食生活、無添加・オーガニック食品を取り入れる食生活
  3. 化粧水不使用生活
  4. ストレッチ・筋膜リリースをナイトルーティーン化
  5. 目標睡眠時間8時間
  6. よく歩く生活(年平均9700歩/日)

それぞれの詳しい内容については今後記事にして紹介していこうと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

出勤時の勤労意欲が高まった

意外かもしれませんが、仕事の日のモチベーションが上がりました。

嫌々働かされている感覚から、働くことを自ら選んでいる感覚になったためです。その感覚は、モチベーションに直結するとても重要な感覚です。

また、純粋に仕事を楽しむ気持ちも取り戻しました。もともとは大好きで始めたお花の仕事にもかかわらず、仕事中心の生活の中で、次の休みを指折り数えながら、心の電源オフにして、仕事の日が早く過ぎていくのを待っている自分がいました。

一方、今では、私という一人の人間の暮らしを構成する、働く日と休みの日。今日は働く日の方だ!というような感覚で、その日その日を楽しむ思考にチェンジしました。

働く上では、勤務時間に制限があり、むやみに残業ができないので、任された仕事をいかに素早く効率的に片付けるかを常に考えるようになりました。また、業務の優先順位を考え、優先度の高い業務から取り組む癖も身に付きました。

パートタイマーになるメリット

私に起こったさまざまな変化から、私が実感したパートタイマーのメリットをまとめると次のようになります。

  • 働く曜日や時間、頻度を自分で決められるようになる
  • 分単位の残業代がつくようになる(会社や制度による)
  • そもそも残業が減る
  • 責任の範囲が狭まり、目の前の自分の仕事を片付けることに集中できるようになる
  • 休み(連休)が増える
  • 家族や友人と予定を合わせやすくなる
  • 出勤日のモチベーションが上がる
  • 時間の制限がある分、時間を意識して、効率的に働く姿勢が身につく
  • 本業以外のこと(家事、趣味、勉強、副業)に取り組む余裕ができる

パートタイマーになるデメリット

次にパートタイマーになるデメリットについて、思い浮かぶのは以下の通りです。

  • お給料が減る
  • 社内での出世・昇給コースから外れる
  • 正社員に対して、引け目を感じることがある
  • 大きな案件・責任の重い案件に携わりにくくなる
  • 労働時間が少ないと、社会保険(健康保険・厚生年金)・雇用保険の加入対象から外れる可能性がある(私は週30時間以上働いているため、いずれも加入対象。正社員時代と変化なし。)

まとめ

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。

現在の暮らしでは、自分の大切にしたい私生活を十分に充実させながらも、仕事を通して、社会との関わりや自己成長の場も確保できており、そのバランスが非常に心地よいです。おそらく仕事を辞め、ずっと家にいる生活になると、孤独感が湧いてきたり、自己肯定感が下がるようなことが出てくるのかもしれません。

要するに、仕事と私生活のバランスが、日々の幸福度に直結するということです。どちらが多すぎても、少なすぎてもだめ。自分にとっての理想のバランスを突き詰めることが幸せへの第一歩です。

私の場合、理想のワークライフバランスは、3:7。今それに近付きつつあります。皆さんの理想のバランスはどうでしょうか。

理想のワークライフバランスをつかみ取る方法のひとつとして、正社員を辞め、パートタイマーになってみるという選択肢もあるよ、というのが私の提案です。もう少し気楽に肩の力を抜いて、パートタイマーへの道を選んでみるのもなかなか悪くないものです。

現在の働き方に満足できていないけれど、勇気がなくて、まだ行動に移せずにいるという方にとって、その背中を押すきっかけになれたらと思い、この記事を書きました。少しでもお力になれたら、幸いです。

以上、

激務の花屋の正社員が、週休3日のパートタイマーになったら、すっごい幸せで、QOL爆上がりしたよ!!

という話でした。

それでは、今回はここまで!ミニマフローでした。

今日も凡事徹底でいきましょう!

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